オックス生地でスプリングコートを作る(完)④ ポケット、他の処理

アウターの服を作る時、細かいパーツはほぼ形が出来てから決めています。

最初から決めても、その服の雰囲気がわからないから。。。

今回もポケットを見頃が出来上がってから決めました。

その前に前回のブログの記事はこちらです。

よければ見てください。

ポケットを作る

最初の段階で作ってみたポケットは、真四角な形にしてました。

ちょっとみにくいですが

しかしこれでは、幼く見えるので変形させました。

形が決まったところで、次に決めることは口布の形状。

今回は別布を裏から当てることにして、これはコットンこばやしの黄色の花柄の生地を使うことにしました。

口布は接着芯を貼ってます。

ボタンとボタンホール

ボタンは家にある在庫のものでちょうどいいのがありました。

大きさは直径23mm。

少し形が変形気味ですが、こういうの味があっていいですね。

多分なにかの服についていたのを取っていたと思うのですが、ボタンにほんの少しだけ残布がついているのを見ると30年くらい前に買った服のような記憶があります。

ボタンホールはいつものミシンで。

今回のボタンホールのメモリ。

袖口の始末

袖口はただの三つ折りステッチでもいいのですが、裏布をつけることにしました。

ポケットの口布と同じ生地を使いました。

アームホールの処理

ここだけロック処理にすると目立ってしまうので、作ったバイアステープで包むことにしました。

以上で終わりです。

仕上がりの写真

ポケットは二重ステッチを入れました。

裾のラインはカーブ。

袖口を折り返したところ。

パターン引きから数えて約二十日掛かりました。

ちょうど着られる季節に出来上がって良かった〜