裏地なしのスプリングコートを作る

パターンの教室に通いだして丸5年。

勉強の過程は、

スカート → ブラウス → ジャケット → ラグラン袖のコート → パンツ → メンズ

と進んでおります。

一つの服を作るのに、パターンから作るととても時間が掛かることを知り、結構エネルギーを使うことになります。

しかし、そんなこと言っていたら服なんか作れず、勉強の意味も込めて自分のスプリングコートを作ることにしました。

最初は生地選び

どんなふうに、どんな感じで着たいのか。

コートにするような生地は沢山あると思うのですが、たまたま昔買っていた生地にタイプライタークロスがあり、この質感がコートにいいと決めました。

残念ながらその生地は2Mしか買っておらず、コートにするには足りないので新たに購入することにしました。

どこで生地を買おうか

私が思うにタイプライタークロスってネットでしか販売していないイメージがあります。

ならばもうネットで探そう!と検索に掛けました。

そこでここならばというところを見つけました。

生地ショップアプハウスっていうところで、タイプライタークロスなら2.5Mまでならメール便で届けてもらえるという事でここで探すことにしました。

そしてこの時幸いなことに、paypayで購入するとクーポン券が使えるという事で安く購入することが出来ました。

次はサイズ決め

アイテムはコートなので、ブラウス、シャツの上から羽織ってストレスのない身幅。

そして自分がしっくりくる着丈を決めないといけません。

いろいろ迷いましたが、バストは104cm、着丈は69cmに決めました。

パターンを引いてトワルを組みます

ここで書くとさっと終わってしまっていますが、トワルを組んで最終OKと感じるまでかなり時間が掛かりました。

これはまた後日備忘録として書きたいと思っております。

こんな感じにしようとやっと決めれました。

本体は三面体で、袖は二枚袖。

この時点では襟やポケットの形は決めていませんでしたが、ポケットはパッチポケット(貼り付け)、襟は普通タイプのではないことは決めていました。

早速裁断

縫い代付きパターンが生地にはまるか、生地に置いてみました。

ちゃんとはまり、用尺2.5mで足りてよかったです。

ミシンで縫いあげ

途中割愛することになりますが、出来上がったコートです。

ボタンは数年前に買っていて、大きさは23mm。この大きさはコートに使うくらいの大きさ。

このボタンを買った頃はまだコートを作る技術がなく、でもいずれはコートも作りたいと思いこの大きさのボタンを買っていたので今回使うことになって本当に良かったと思っています。

ボタンホールは家にある家庭用のミシンで開けています。

いつも大きさ幅を試し縫いして、このサイズに決めました。

縫い目の幅は4.0mm、長さは0.3mm。

最終このパターンに生地を張り付けて終了です。

このコートを作ってからは、出かけるときは大概このコートを着ています。

コーディネイトとしては、ボトムはスカートよりパンツの方が合うような気がします。

でも無理やりスカートで合わせるときもありますが、他人はそれほど自分のことは見ていないので好きにしてます。