これからの季節、シャツ一枚だけでは見ているだけで寒々しい。
去年は技術が足りなくて作れなかったベストを、今年こそは作ろうと思いました。
形を決めました
あまりカチッとせずに、普段でも気負いせずに着れるもの。
それでいてスタイルが良く見えそうなもの。
そういうものを頭に思いながら、いつものごとく「パターン→トワルを組む」 を何度か繰り返しながらできた形。
形が決まってから縫い代付きのパターンを作ります。
表にする生地は、多分ウールだと思うのですがいつ買ったのか覚えてない。。。
幅広の生地なのですが、長さは測ってみるとは1M弱でした。
これが足りるのか不安でした。
そして裏布に使う生地は、昔夫からハワイのプレゼントでもらったものを使うことにしました。
素材はシルク。
いいものなのですが柄が派手目、サイズは少し大きいので、普段使いにはちょいと難しく一度も着たことがありませんでした。(ゴメンナサイ)
それでもずっと置いたままにしていて、素材がいいのでいつか何かに使えるかも!と取っていたのでした。
裁断
表地にする布、いざ型紙を当ててみるとなんとぎりぎり。
裏布にするシルクも、後ろ見頃の身幅がぎりぎりでした。
なんとか全部裁断。
見返し、袖周りは全面芯で接着するために、粗断ち。
縫製 (写真があまりありません)
表布、裏布それぞれ縫い合わせて引っ付けます。
この服裏地付き・袖なし服・見返し付きということで、あまり作っていなかったので縫い順が間違ってしまい、縫っては解くということを何度かしてしまいました。
いつもは接着芯をはじめに付けるのですが、つけるかどうか迷ったのは裾。
見返し部分より薄手の接着芯を貼ることにしました。
ダンレーヌ接着芯
日東紡 ダンレーヌ接着芯 Dan-Reine R111 (ホワイト、ブラック) Y[オーダーカット生地 10cm単位] 【RCP】
襟周り、袖周りは、星どめや裏コバステッチをして裏が浮かないように処理。
一通りのことを済ませて、裾を縫い合わせ。
ボタン選びは重要
ボタンは服の印象を左右します。
縫う前に使おうと思っていたボタンを並べてみました。
作る前は生地と色目が合いそうだから良さそうと思っていたのですが、いざ出来上がってからボタンを置いてみるとなんと地味。
これでは、おじさんが着るチョッキになってしまう・・・
なので急遽変更。
使ったボタンは手持ちの白のボタンにしました。
以前作った服とコーディネイト
前回作ったシャツと合わせてみました。
後は細く見えるようにダーツを入れています。
裏地の見え方はこんな感じ。
裾から見えるシャツの分量もいい感じでよかった!
今回のボタンホールの設定
ボタンホールは家庭用ミシンで作っています。
今回は鳩目ホールにして、目盛りを縫い目を少し小さくしました。
以前持っていたミシンより断然綺麗にできるので本当に助かっています。
次は何を作りましょう〜〜
メモ
- 見返しの接着芯・・・見返しには『インターネットの糸屋さんボビン』で安く購入したアピコ。コート類で使うような暑さだと思います。
- 裾に使った接着芯・・・ダンレーヌR111。
- 針・・・ 裏布のシルクを縫う時は9号針。
- ボタン・・・15ミリ