一度作ったベストをなんとかする 《パート2》

昨年裏毛ニットで作ったベストは2着あって、どちらも生地が縮んでしまったので作り直しました。

先日は1着目のことを書きましたが、今回は2着目のこと。

水通しをして軽く洗濯機で回したのにこの始末。

ニット製品を扱う時は注意が必要なようです。

このことで考えたら、ときたま夫が来ている綿100%の下着が着ていくうちに短くなっていくと言っていたのは、メーカーが作る段階で生地を縮ませていない状態で裁断、縫製をするからそうなるんじゃない?って思いました。

ちゃんとしたメーカーでそういうものを販売するならば、購入した後に縮まないようなものを作って欲しいぁ〜って思います。

話が逸れてしまいました。

今回のものは、前回のものとパターンを作った時にシルエットを変えているもの。

前回のものは、ウエストシェイプ。

今回のものは、脇から裾に向かってAラインで広げたもの。

写真ではよく分かりまんが、裾が広がっています。

これも予定より2センチ短くなってしましまいた。

これをどういうふうにしたいか。。。

案1、これより短くしてスカートに合わせるようにするか

案2、これにリブをつけるか。

今回は無難に丈寸はほとんどそのままでリブをつけることにしました。

どんな感じで着くのか、リブの幅はどのくらい?など少しだけピンでつけてみてシュミレーション。

実際着たり脱いだりしました。

リブを8センチにすることにして、今の着丈では長いので少しカットしました。

後ろ見頃の着丈をカット

ここでリブの幅を決めたのですが、前と後ろと同じ幅にしてしまいました。

これはしまったー と思っても後の祭り。

なぜなら。

前見頃の方が幅が広いので、本当なら前見頃用のリブはもう少し広くするべきだったから。

この時点で残り生地がないことを確認😭

割合で言うと、

後ろ見頃の裾幅(縫い代含む)・・・54.5センチ。

前見頃の裾幅(縫い代分含む)・・・59.5センチ。

つけるリブの幅は50センチ。

止まっていても仕方ないので、先に後ろ見頃リブを付けました。

両端、2.5センチずつはギャザーを寄せたくなかったので、

   リブ幅:(50cm-5cm ) ➗ 後ろ見頃裾幅:(54.5cm – 5cm ) = 0.91

との割合。

付けてみると、すぼまっているのかどうか分からない状態。

次に前見頃にリブ

後ろ見頃同様、両端を2.5cmずつはギャザーを寄せないでつけるようにしてみました。

   リブ幅:(50cm – 5cm ) ➗ 前身頃すそ幅:( 59.5cm – 5cm ) = 0.82

着てみて、ちょっとすぼまりすぎているので糸を解き、両端の2.5cmずつは省いて端から端までギャザーの計算に入れました。

   リブ幅:50cm ➗ 前身頃すそ幅:59.5cm = 0.84

さっきより少し数値が大きくなりました。

これを付けてみて、脇も仕上げました。

この状態で春先まで来て、どうにも似合わないと感じたら、リブの部分を継ぎ足してなんとかしたいと思っています。

この色目ならば春先で着られるので、その時に判断することにしました。